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シナ産業界の実態(仄聞情報)
>>ホンダ中国広東工場では「50%の賃上げ」を飲まされるだろう,台湾系「鴻海精密」の冨士康も20%の賃上げを認めた(「宮崎正弘 ニュース速読み」より)
シナ経済の崩落がとうとう始まりましたね。 今年も大学卒の就職はママならず、多くは職工として就職したとの事ですが、最近自殺者が相次いでいる模様、そんな中、53%と云う賃金の大幅アップを要求して山猫ストを乱発、工場は開店休業状態との事、仏山市は深セン(土偏に川の旁)特区の中にある工業都市だが、既にシャッター街と化して居ると云う。

 ホンダがこの先工場をドゥするのかは決まって居ない様ですが、現在の熟練工の賃金が1500元(約2万5千円)ですから、その5割増しでも4万円に届かない程度、未だ撤退する話など出ないのかもしれません、日本の平均給与の10分の1にも満たないワケですから。

 しかし、一旦上げた給与を将来下げる事が出来るかと云う問題がありますし、工場を放棄して撤退する判断をした工場主がシャッター街ができる程居るのは、賃金水準だけの問題では無い事を示しているでしょう。

 この先喩え、世界の景気が回復しても、工場を続けてゆく限り一旦上がった労働者の賃金が下がる事は無いのではなかろうか、チャイナリスクを引き受けて迄シナに進出するのは、リスク以上にチャイナメリットがあるからでしたが、そのメリットも風前の灯と云う事でしょう。

 破綻があちこちで現実化しつつある事を日本ではマスコミも、経済人も押し黙っています、シナの是からを予想したり、チャイナリスクやその対策を皆で考える、と云った真っ当な企画は全くなく、唯、シナ繁栄マンセー一色に成って居るのは、隠している破綻実態が、最早如何ともし難い処まで進行しているからでしょうし、ダカラと云って今、元は安定して居なくては、温州商人たちが困る事由があるからでしょう。

 温州商人と米国の一部が親密である様に、日本の企業が米国と深く結び付いているのは、当然至極な事だと思われます、唯、結びついている相手がシナ人の相手とは違うと云うだけの事ではないでしょうか。

 そういう視点を大っぴらにできない理由とは、非合法な部分、もしくは、シナ大衆、或いは世界に対する大きな裏切り行為が隠蔽されて居るからと云う事なのでしょうか、判りません。
2010/05/31(月) 12:50:55| URL| ナポレオン・ソロ #90LdKUd6 [編集]