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聖書外典偽典〈第2巻〉旧約外典 (1977年)

ここで紹介したやつです。さすがエティオピア語の邦訳版、秀逸かと。プレスタージョンの王国の英知は、深く秀逸であるといえましょう。素晴らしい。

そしてこれと、ヘブライ語版のトーラー（の創世記）にあるノアの箱舟と読み比べると、エティオピア語版が実に生き生きとそれを伝えようとしているように見える訳です。
※邦訳者が註釈しているが、エティオピア語版エノクの書は断続的に２０００年近い時間をかけて成立したとの研究成果には同意しますが、それでも”教師”達が熱心にエノクの書を完全なものとするべく広範な民族伝承を蒐集したことには変わりないでしょう。

創世記〈2〉 (ヘブライ語聖書対訳シリーズ)

↑上は、第二巻ですが、第一巻にノアの箱舟（”ノア”の章）が記載されています。

コリンウィルソンもおそらくこのような文献を読みつつ例の２部作を書き上げたに違いない、と推測できるおそらく一次資料に極めて近いものではないかと思う訳です。

はまぞう検索していて、この本もちょっと気になったので栞。

旧約聖書外典(上) (講談社文芸文庫)

旧約聖書外典(下) (講談社文芸文庫)

講談社か・・・（う〜む