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世界の強震の33%が中国で発生=中国地震局研究 - (大紀元)
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/04/html/d47714.html



 【大紀元日本4月27日】中国地震局地質研究所によると、中国は世界で最も地震災害が深刻な国であるという。同研究所の韓竹君氏によると、中国は世界の国土の7%を占めるが、世界で起きる強い地震の33%は中国で発生。強い地震が起きる割合は、中国が最も多いと主張する。

 韓氏のデータによると、20世紀に入ってから中国ではM6・0以上の地震が800回近く発生しており、その分布は貴州、浙江の両省と香港を除いた全ての省、自治区直轄市に及んでいる。地震による死者は55万人を超え、世界で発生した地震による死者数の53%を占める。

 中国雑誌「中国国家地理」によると、中国人の地震に対する意識は薄いという。

 地震は一定の地震構造と関係している。中国大陸において、太平洋プレート、インドプレート、フィリピン海プレートおよび欧亜プレートが相互に作用し、断裂が非常に活発で大地震の温床となっている。有史以来、中国大陸で起きたM7・0以上の強震は、ほとんどこの断裂帯で発生している。

 地震の頻度が高い西部、地震の影響が大きい東部

 中国では地震発生が多いというが、なぜ我々は気付かないのか。四川省地震の前に起きた大地震と言えば、1976年の唐山大地震を思い出す人も多い。しかし、中国地質科学院地質力学研究所の訒乃恭氏は「実は01年にM8・1の東崑崙地震が発生している」と話す。訒乃恭氏は、東崑崙地震が発生したのは人気のない青藏高原だったため、一般的に知られることがなかったと指摘する。中国西部で発生する多くの地震は、強震であるにもかかわらず認知されないケースが多いという。

 訒乃恭氏によると、隣国にあるインドプレートが活発なため、西部地区に地震が多く発生する傾向がある。「西部で5〜6回地震が発生すれば、東部では1回の頻度」と訒氏は話す。

 一方、華北地方で大地震が起きれば、その損害は計り知れない。この地区には、北京、天津を含む政治経済の中心都市が集中しており、まさに中国の心臓部だ。

 中国清代に関する歴史書『清史稿』には、康熙18年(1679年)に北京の付近で大地震があったと記載されている。

 韓氏は、「地震で最も恐ろしいのは、何の前触れもなく、致命的な打撃が加えられるところだ。だから、最も重要なのは地震に対する意識を持ち、建物の耐震能力を強化すること。対策を講じておけば、たとえ大地震が発生しても損害は少なくてすむ」と話している。

(翻訳編集・坂本)






中国を日本に置換して文献やら何やらを江戸時代関連のものに適当に置き換えても大体当てはまる気がしてきたコレ