特亜::混乱の大陸にて::サル顔の豚、鉄観音の産地に現る

http://newsing.jp/img/news/200807/939b0540b56c5715f4b9003de473560f.jpg


ここより
screenshot

中国のお茶所、西坪(Xiping・/シーピン)のフェンヂャン村で、大変珍しい子豚が生まれた。村の人々が代わる代わる見に訪れるというこの子豚の顔は、なんとサルのもの。まずは写真でご確認頂きたいと思う。

この子豚が生まれたお宅のフォンさんとその妻は、「9年間養豚経営をして来た中、今回生まれた5匹のうちの一匹がこのようになってしまった。初めは直視できないほど恐ろしかった。誰もこのような豚では買ってくれないだろうと悲観している」とニュース番組『アジア・トゥデイ』で語った。

薄く飛び出た下唇、小さな鼻、および2つのパッチリした青い丸い目。そればかりではない。後ろ脚が前脚よりはるかに長いため、歩くたびにジャンプしてしまうらしい。あまりに気味が悪いために最初は殺そうと思ったが、近所の人々はこの子豚がどのように育つのかを見守った方が良いと助言し、息子もこの子豚と一緒に遊びたがり、ミルクも与えているという。

ドキュメンタリー番組作成、果てはハリウッド・デビューかと思う一方、この西坪という土地は鉄観音茶で有名なお茶所と知り、少しだけ背筋が寒くなった。いや、そればかりではない。万が一豚とサル両方の遺伝子の特徴を併せ持つなどということにでもなれば、この子豚の体内に入った数種のウィルスの遺伝子交換によっては、解明不可能な新型のインフルエンザや出血熱などが発生してしまわないか、などとシロウトながら気になってしまうのだが。

(画像提供:Ananova.news.com)